太宰府天満宮周辺のおすすめ観光スポット「観世音寺」と「戒壇院」とは?魅力を紹介

戒壇院 観世音寺 観光スポット
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こんにちは、さちです。

太宰府天満宮を訪れたら、ぜひ足をのばしてほしいのが「観世音寺」と「戒壇院」。
どちらも奈良時代からの歴史を持ち、静かな雰囲気の中に趣ある風景が広がります。
秋はコスモス、年末はライトアップや除夜の鐘と、季節ごとに違う魅力を楽しめるのも魅力です。


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観世音寺(かんぜおんじ)

観世音寺とは

観世音寺は7世紀に建てられた仏教寺で、天智天皇が、母である斉明天皇の冥福を祈願し、発願されたのが観世音寺であると「日本書紀」は伝えているそうです。


かつては「西日本随一の大寺院」と呼ばれ、太宰府の歴史とともに歩んできた名刹です。

↓観世音寺の案内図です。自然が豊かで、散歩するだけでリフレッシュできそうです。

観世音寺の案内図

本堂である講堂です。写真ではわかりずらいですが、瓦の色が青っぽくて独特な雰囲気があり素敵です✨

観世音寺(講堂)

境内には国宝の梵鐘(九州最古とされる鐘)があります。

観世音寺の国宝の梵鐘

菅原道真が詠んだ漢詩に

都府楼はわずかに瓦の色をみ 観世音寺はただ鐘声をきくのみ

とあるのはまさにこの鐘のことだそうです。
※現在、梵鐘は太宰府天満宮近くにある九州国立博物館に寄託されています。

隣接する「観世音寺宝蔵」には平安・鎌倉期の仏像が数多く安置されています。静かな空気の中で、時代を超えた仏の姿に心が洗われるようです。

秋はコスモスが見ごろ

宝蔵の方面に行くと秋には見ごろを迎えるコスモス畑が見えます。
2025年の見ごろは10月下旬~11月上旬のようです🌼

観世音寺のコスモス

大晦日のライトアップ(例年開催)

例年、観世音寺と隣の戒壇院では大晦日にライトアップイベントが行われ、
夜の古寺が幻想的な雰囲気に包まれます。
※2025年の実施情報はまだ発表されていません。

アクセス情報

所在地:〒818-0101 福岡県太宰府市観世音寺5丁目6−1
拝観時間:無休 宝蔵開館時間:9〜17時(入館は16時30分まで)
拝観料:境内無料 宝蔵 大人600円 高校生・大学生400円 小学生・中学生150円
御朱印:宝蔵にて受付 300円
アクセス:西鉄五条駅から徒歩約10分
公式HPhttps://kanzeonji.net/

駐車場

観世音寺には敷地内に広めの駐車場があります。

観世音寺の駐車場

戒壇院(かいだんいん)

観世音寺のすぐ隣にある戒壇院は、奈良時代に僧が正式に位を授かるための施設として建立された「三戒壇」のひとつ。臨済宗の寺院です。

戒壇院の入口
戒壇院の案内
戒壇院の門


静寂に包まれた境内は、観光客も少なく、心を落ち着けて散策できます。
坐禅会や写経会などの行事も多く、初心者も歓迎だそうです。

坐禅会:毎月第1、3、5日曜日の午前8時~10時過ぎ
写経会:毎月第二、第四日曜日の午前8時から

大晦日は「除夜の鐘」を実施

2025年の大晦日には、戒壇院で除夜の鐘が行われます。
整理券を受け取れば、一般の方も鐘をつくことができます。

  • 開始日時:12月31日 23時より
  • 冥加料:一鐘 1,000円以上
  • 鐘撞整理券:12月31日 午前10時より寺務所にて配布

アクセス情報

所在地:〒818-0101 福岡県太宰府市観世音寺5丁目7−10
アクセス:西鉄五条駅から徒歩約10分
公式HPhttps://kaidanin.or.jp/


まとめ

太宰府天満宮から徒歩圏内にある「観世音寺」と「戒壇院」は、歴史や文化を感じながら、静かな時間を過ごせるおすすめの観光スポット。
秋のコスモス、冬のライトアップや除夜の鐘など、季節ごとに違った魅力があります。
華やかな参道のにぎわいとはまた違う、太宰府の深い歴史を感じに訪れてみてくださいね。

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