こんにちは、さちです。
太宰府天満宮は学問の神様として知られていますが、実は全国でも有数の梅の名所でもあります。
境内にはおよそ6,000本もの梅の木が植えられていて、桜よりも一足早く見ごろを迎え、春の訪れを感じさせてくれます。
今回は、太宰府天満宮の梅の見ごろやおすすめの鑑賞スポット、
そして梅にちなんだ名物「梅ヶ枝餅」についてもご紹介します。
太宰府天満宮の梅の見ごろはいつ?
太宰府天満宮の梅は、例年2月下旬〜3月中旬ごろ が見ごろとされています。
ただし、梅には早咲き・遅咲きの品種があり、
年によって寒さの影響を受けるため、見ごろが前後することも。
去年は寒い日が続いたこともあり、梅の開花が全体的に遅めでした。
私が2025年3月中旬に訪れたとき、ちょうど見ごろを迎えていて、境内のあちこちでふんわりと梅の香りを楽しむことができました。

↑は3月中旬の写真です。
このように、品種の違いのおかげで長い期間楽しめるのも、太宰府天満宮の梅の魅力のひとつです。
御神木「飛梅(とびうめ)」について
太宰府天満宮の梅といえば、外せないのが御神木の飛梅(とびうめ)。
飛梅は、御本殿に向かって右手側にあります。
現在は仮殿のため少し分かりづらいですが、仮殿から右側の奥へ進むと見ることができます。

(↑写真は公式HPより引用)
菅原道真公と飛梅の伝説
菅原道真公は、いわれのない罪により京都から大宰府へ左遷されることになりました。
その際、自邸にあった梅の木に、こんな歌を詠んで別れを告げたと伝えられています。
東風吹かば
匂ひおこせよ
梅の花
あるじなしとて
春な忘れそ
(東風が吹いたら、香りを届けておくれ。
主人がいなくなっても、春を忘れないでおくれ、という意味)
この歌に込められた想いに応えるかのように、
道真公を慕った梅の木が、一夜にして京都から大宰府まで飛んできた——
それが「飛梅」の由来とされています。
春を告げる、特別な梅
飛梅は、「色玉垣(いろたまがき)」という極早咲きの品種。
毎年、境内の梅に先駆けて花を咲かせ、太宰府に春の訪れを知らせてくれます。
長い年月を経た今も、御神木として大切に守られている姿を見ると、
道真公と梅の深い縁を感じずにはいられません。
梅鑑賞におすすめの場所「邂逅の苑(かいこうのえん)」
梅をゆっくり楽しみたい方に、私が特におすすめしたいのが
太宰府遊園地や九州国立博物館の入口近くにある「邂逅の苑」です。
境内中心部に比べて人が少なく、落ち着いた雰囲気の中で梅を鑑賞できます。
ここには、石碑やしだれ梅などもあり、
歴史と梅の美しさを同時に感じられる場所です。


静かに梅を見たい方には、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです!
梅にちなんだ太宰府名物「梅ヶ枝餅」
太宰府観光で欠かせない名物といえば、やはり梅ヶ枝餅。
実は梅ヶ枝餅にも、道真公にまつわる由来があります。
道真公が配所で、衣食住にも事欠く生活を送られていた頃、
それを憐れんだ近くの老婆(浄妙尼)が、梅の枝の先に餅をつけて差し入れたことが始まりと伝えられています。
今では参道のあちこちで焼きたてを味わうことができ、表面の焼き印にも梅の花があしらわれています。
どこのお店がいいの?と迷われる方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね!
梅を眺めながら食べる梅ヶ枝餅は、太宰府らしさを存分に感じられる楽しみのひとつです😊
梅の季節に訪れるときのちょっとしたポイント
- 土日祝、受験シーズン、春休みは混雑しやすい
- 写真を撮りたい場合は、混雑を避けて平日の午前中が人が映らずおすすめ
- 2〜3月は冷える日も多いので、防寒対策を忘れずに
歩く距離も意外とあるので、歩きやすい靴が安心です。
まとめ|太宰府天満宮の梅で春を感じるひととき
飛梅に込められた物語に思いを馳せながら、
境内や邂逅の苑で梅を眺め、最後は梅ヶ枝餅でひと休み。
そんな過ごし方ができるのも、
梅の季節ならではの太宰府天満宮の楽しみ方です!




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